アルポリック。見分けがつかないくらいのクオリティ。
銀座の伊東屋には行ったことがあるでしょうか。
目抜き通りの文具店です。
その外壁はSUSのカットパネル。
綺麗ですね。
この写真、
右が目抜き通りの正面入り口で、左が裏口です。
さて、何が違うかというと右はSUSのカットパネル、左はアルポリックです。
これは相当注意深く見ないとわかりません。
違いはパネルの小口です。アルポリックの方は小口がグレーの樹脂になっていますが、
出隅にしか小口が表れないので、ほとんど気づきません。
おもて面は何が何でもSUS、裏口は減額でアルポリック、という感じで使い分けたのでしょう。
10年後にどちらが綺麗なままでいられるか勝負ですね。
G-IXの屋上でもカットパネル形式のアルポリックを見られます。
探してみると楽しいです。
ちなみに伊東屋がSUSにこだわるのは、建て替える前のビルの外壁も同様にSUSでした。
しかもステンレスビルという名称で呼ばれていたそうです。
当時の伊東屋の社長が基本設計をしたそうなので、会社としてステンレスに強いこだわりがあったのでしょう。
ちなみに当時のステンレスビルの窓枠は11階の野菜工場(屋内型水耕栽培施設)で見ることができます。
素晴らしい。